2010年6月10日木曜日

橋本忍伝承脚本術

新聞に、シナリオライターたちをめぐる、みたいな感じの連載コラムが載ってまして。
ま、連載自体はあんまり面白くなかったんですが、橋本忍さんの回は、かなり良かったので、ここに、個人的なアーカイブという意味も込めて、抜き書きですが、残しておきたいな、と。


橋本邸で連日向き合った山田洋次に、橋本忍は言った。
「人間の集中力はそんなに続かない。シナリオをイメージする時間は数分間だろう。一休みし、また集中する。原稿用紙をニラんで他のことを考えるのはいい。だけど鉛筆だけは離さない方がいい」
才能は要らない、忍耐力だ、と橋本は言った。山田は眠たくなっても鉛筆を離せなくなった。

これは、書くときの心構えの話ですね。弟子である山田洋次に、こう言った、と。
「だけど鉛筆だけは離さない方がいい」


そして、次は、どう書くかという内容についてのアドバイス。
橋本直伝の脚本のコツに「順番とリズム」がある。一つひとつのシーンをどうつなげていくか。正しい順番がある、と中島丈博は叩き込まれた。
等間隔ではいけない。トン、トンと重ねたら、観客が思う次のシーンより先へ飛ぶ。トン、トン、バーンだ。飛び過ぎるとついてこない。どこまで飛ぶか、数式では計れない─。


順番とリズム。


なるほど。。。
「トン、トンと重ねたら、観客が思う次のシーンより先にへ飛ぶ」
トン、トン、バーン。

これは、シーンごとの話なんだ、と。


順番か。。。



ちょっと意識して書いてみよう、と、こういうアレには極めて安直な人間である俺は、思ったのでした。



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