2009年2月17日火曜日

「ペリカン文書」を観る

午後のロードショーで、「ペリカン文書」を観る。

今週はジュリア・ロバーツ特集ってことで、J・ロバーツとデンゼル・ワシントンの「ペリカン文書」を。
原作はジョン・グリシャム。


まー、今さら感想も特にない、という感じですけど、普通に好きな作品なんで。
主演の2人とも、好きだしね。


この作品みたいに、「パワーエリート予備軍」みたいな若い主人公が、社会を牛耳っている組織と対立して、そこで、知性と行動力を武器に(つまり、暴力で、じゃなく)組織と戦う、というのは、アメリカ映画のひとつの典型だったりするワケで。

つまり、主人公の正義感と、「社会を支配している悪の論理」の対立があって、主人公は、その「社会を支配している組織」の一員になっていくハズだったのが、どこかで“正義”に目覚めて、悪を暴いたり告発したり、あるいは単純に、組織から潰されそうになって、そこから逃げつつ、反撃を喰らわせる、という。
ポイントは、大抵の場合、主人公が「パワーエリート」である、というトコですよね。
将来を約束されているけど、という設定。


実はあんまり、日本にはそういうのって、ないですよね。
組織対個人、というストーリーを描くときには、元不良のサラリーマン、とか、うだつの上がらない中年サラリーマン、とか、そういうのが、似たようなポジションにあるのかなぁ。
ま、あんまりその辺はあんまり詳しくないんで、分かりませんけど。


あと、ジュリア・ロバートは、カワイイよねぇ。
ちょっとガニマタで歩いたりしてるけどね。

デンゼル・ワシントンも、押し出しの強いエネルギッシュなジャーナリスト役で、こちらもハマリ役。いいです。


うん。
そんな感じで。


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