2009年4月19日日曜日

「Mr.& Mrs. スミス」を観る

ブラピとアンジェリーナ・ジョリーの「Mr.&Mrs. スミス」を観る。


いやいや、面白い作品でした。

同じくブラピが出てる「オーシャンズ11」を観たときに、「あぁ、これはルパンⅢ世だね」という解釈を勝手にしてしまったんですが、この作品も同じ。

不二子ちゃんがA・ジョリーで、ブラピがルパン。

で、下手すると馬鹿馬鹿しすぎてしょーもないことを、本気になってカネをかけまくって、こういう風に形にしてしまう、と。
そしたら面白いぞ、と。

ま、面白いは面白いんですけど、よくまぁこんな企画を通したな、なんて。


一応、“性差”ってことをこれでもかと強調する、という“奥行き”も作られてるんですけどね。
キッチンとガレージ、とか。
字幕にはなってなかったんだけど、軽いジョーク(ダジャレ)を挟んでたり。

あと、「白兵戦」で殴り合ってるシークエンスで、妙な音楽が併せられてて、それによってそれが“行為”の“擬似”であることが暗喩されてたり。


あ、それから、最初のショット。
ブラピは明らかに「ファイトクラブ」だし、A・ジョリーは「トゥームレイダー」チックなシチュエーションだし。
う~ん。
そういう“くすぐり”をひとつひとつ素直に喜んでいく、という作品なのかなぁ。

面白いですけどね。

ラス前のカーチェイスシーンも、クールだし。



で、まぁ、こうなるとオチなんでどうでもいいですよね。
だって、2人は結婚(ん? してないんだっけ?)して子供作ってんだからね。
そういう、虚実ないまぜなアレが一番の魅力になってる、という、これはこれでトンでもない作品だと俺は思います。


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