2009年6月24日水曜日

「ガタカ」を観る

またしても午後のロードショーで、「ガタカ」を観る。


正直、途中でかなり眠たくなったり(というか、実際寝てた)してたんですけど、細かい設定とか、そういうのは大好き。

遺伝子操作によって、「生まれながらのエリート」というのがいて、そうじゃない「遺伝子的に不備がある」という人がいて、そこに“差別”とか“格差”がある社会、ということで。

デザイナーズ・ベイビー。


“自然妊娠”だと、いきなりその場で将来の疾病率とかがチェックされて、生まれたその場でいきなり“烙印”を押されてしまう、という。

ただ、やっぱりこれを、「ブレードランナー」とか「トータルリコール」みたいな世界観でやるべきなんだよねぇ。
まぁ、ベタなんだけど。

この「ガタカ」のようにやっても、あんまり、ね。

画にも説得力ないし。


こういう設定っていうのは、ホントにかなりパワフルなメッセージを込めて語る、ということがやれるハズなんですよねぇ。
そもそもSFっていうのは、そういう、「現代社会批判」という意味や目的がありきのジャンルでもあるワケだし。

予算の制約、というのがあるんだとは思うんだけど、でも、もうちょっと違うやり方があったんじゃないかな、と。


主人公と弟の関係、とか、擬似家族、みたいな関係性になる“元エリート”とか、それぞれいい感じに配置はされてるんだけど、あんまり深みもなかったりして。


主人公の動機、前へと突き動かす動機も、物凄い個人的なモノだし。

これじゃ、単なるスポ根と変わらねーじゃん、みたいな。


でも、ラストの右利き/左利きのヒネリとかはすげー好きなんで、全部ダメ、とは言えないトコが、また難しいんだけど。


ユマ・サーマンとか、ただ綺麗なだけで、全然居る意味ないしね。


間違いなく言えるのは、シナリオの勉強にはなる気がします
というワケで、「惜しいっ!」という作品でした。


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