2008年3月21日金曜日

「ウルトラ・ダラー」という本を読んだ

ちょっと前に結構話題になってた、「ウルトラ・ダラー」という本を読みました。
著者は、手嶋龍一という、いつも目が半分閉じてて眠そうなオッサン。


で、映画化とかされんのかなぁ、ということで、このブログに登場です。


なんていうか、この小説って、完成度が微妙なんですよねぇ。
作者の手嶋さんの、非常に特殊な立ち位置というか経歴というか、まぁ、本職が本職なだけに、そういう“スケール感”とか“リアリティ”とかはもの凄いんですが(だから、面白い)、例えば登場人物のディテールとかが、結構サブい。

出てくる女性が、みんな、才色兼備だったり、というか、人間離れしたスーパー・ウーマンばっかりなんですよ。
きっと、作者の妄想なんだと思います。オタクが“童顔で巨乳”を描くのと、そんなに変わんない、というか。
主人公も、人間味なんか全然感じないし“王子様”だしねぇ。



つまりどういうことかというと、物語にのりしろがある、ということなんですよね。
映画化された場合に、完成度が上がる可能性がある、と。より良くなる可能性、というか。

登場人物が多国籍なんですが、逆に、日本の資本・人材だけでやるんじゃなくって、まぁ、要するにハリウッドを一口噛ませるとか、そういう製作方法が試せるようなネタだとも思うし。

あと、この種のネタって、今の日本だと、ウケると思うんですよ。マジで。
みんな、こういうの、好きでしょ。間違いなく。



もう一つポイントとして、恐らく、そんなにお金をかけなくても良さそうな内容である、ということ。派手なアクション(ビルを爆破するとか、客船を沈めるとか、)が無いんですね。
まぁ、世界中あちこち行かないといけないんですが、工夫次第では、少ない予算で頑張れる内容じゃないか、と。CG/VFXとかも必要ないし。



まぁ、いざ映画化されて、劇場に観に行くかっていうと、それはまた別の話ですけどね。個人的には。
でも、まぁ、悪くないです。内容は。

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